うつ病体験記 (5) 「疲労」
(前回の続き)
「5歳児に、20歳の大人のことはできない」
そんな記事を読んだことがあります。
身体や心の働きが落ち込んだ時、
普段と同じことはできません。
それは無理、無謀な重圧なのです・・・・・
僕はパソコンのプログラムを作っていました。
社内限定用の比較的簡単なものですが、
丁度、事業所業務の大幅な変革に伴い、
そのようなモノが沢山と必要になったのです。
僕も勉強しながらの作業でしたが、
なかなか張り合いがある、充実した仕事でした。
ひと頃は、それがすっかりと本業になり、
また、責任も増していったのです。
会社、給料、評価、同僚、奉仕、自己満足・・・
色々な価値観のために頑張っていたようでした。
当然、期日までにいいモノを作ること。
それはいつでも変わらぬ思いでした。
しかし、ある頃から仕事の能率が落ちました。
単純なプログラムエラーが多くなる・・・・・
なかなか計算式が思い浮かばない・・・・・
僕は急に、あせり始めました。
その後、残業と休日出勤を繰り返しました。
「期日は守らなければならない・・・」
「食欲不振はストレスのせい・・・」
「不眠症も残業とストレスのせい・・・」
そう思い込みながら、続けてしまいました。
症状と、それの悪化を理解しないまま。
仕事と「うつ病」の因果関係は分かりません。
しかし、気付くべきだったのは確かでした。
たとえば、39度の高熱で、駅伝は走れません。
それは「頑張り」ではなく、単に「無謀」です。
自分が倒れ、チームにも多大な迷惑がかかる。
会社や家庭に対しても、同じことが言えます。
状況により、成果よりも休養を優先すべきです。
そして「優先順位」とは、「順序」と同一です。
順序を一つ間違えば、それは悪循環となり・・・
結果は・・・最悪となるのです。
皆さん、疲れてはいませんか?
健康体でさえ、休養は必要なのです。
もしもの予防と、もしもの早期治療のために。
そして、同僚や家族のために・・・
(次回に続く) |