時には、身近な「社会問題」も重要でしょう。
その方を、「Aさん」としましょう。 そして、Aさん経営のお店を「A店」とします。 A店の業種も伏せましょう。
大事なのは、Aさんが被った迷惑のことです。
A店は、近所に古くからあるお店です。 そのA店脇が、町内会のゴミ集積場です。
ゴミステーション用のスペースはありません。 立看板と、カラスよけのネットがあるだけです。 また、ゴミ集積場はA店の敷地に大きくかかり、 長年のAさんの「好意」で維持されていました。
ところが最近、この集積場に問題が続きました。
分別されていないため、回収されないゴミ袋。 該当日とは違う種別のゴミもあり、当然未回収。 これらを出した者が、持ち帰る気配もない。
カラスのいたずらも派手になりました。 ゴミ袋に、ネットが掛けられていないのです。 そんな簡単な手間が惜しまれ、ゴミが散乱する。 困るのはAさんです。お客様商売なのですから。
結局は、近所の人で分別をし直すことになる。 回収の該当日まで、ゴミを預かることになる。 毎日のように、散乱したゴミを掃除する。 その全てに、Aさんは関わったのです。
でも、一体、誰が?
町内の住人は、ここ十何年変わっていない。 近所で、もめ事が起きた話も聞かない。 何より、Aさんの長年の好意に感謝している。
実は、心ない「よそ者」の仕業だったのです。
A店は、国道に抜ける道に面しています。 新興住宅地の住民の通勤経路でもあります。 つまり、出勤途中の「不法投棄」だったのです。
自宅近くでの、わずかな回り道を惜しんだ?
早朝なら、誰にも見られないとでも思った?
違う町内なら、心が痛まないの?
職場や家では、どんな良識を語ってるの?
次の目撃時は、少なくとも車番を押さえます。
ゆっくりと、聞いて頂く話もあります。
そう、「彼ら」には自宅周辺だけが社会なのです。 ルールは、自己利益のためだけにあるのです。 自分の、真新しい家がきれいならばいいのです。 立派な夫や父親を、演じているだけなのです。
だって、そうでしょう? 違うなら、Aさんの悔しさが分かるはずです。
その彼らが社会の中核だとしたら・・・・ これから、この世の中はどうなってしまうのか。 僕たちの世代は、何かを間違ってしまった。
近頃、そんな気分です。 |