「しまねこ家用語集」から抜粋
見える 特別な人だけに見えるアレが、見えること
感じる 特別な人だけが感じるアレを、感じること
妻はプチ霊能者です。 つまり「アレ」が見えるのです。 江原啓之さん等の能力には遠く及ばず、 常に見えたりではないのですが、 僕には少々やっかいな問題です。
例えば昔、こんなことがありました。
部屋の隅に向って、突然、猫が騒ぎだす。
「ウーッ! フーッ! ギャー!」
しかし妻、平然と座ったまま、猫に言う。
「いいから放っときなさい。そんなのぉ」
(・・・何か来てる?・・・僕だけ見えない?)
「ウーッ! ウーッ! ウーッ!」
「気にしないの、大したことないから!」
(いやいや、やっぱり何か・・・・・・・)
「ウーッ! ウーッ! ギャー! ギャー!」
猫、もう止まらない。(猫は感じるらしい。)
妻、仕方なく部屋の隅をにらみ、 「ゴォルァあー! 出てけぇ!」
と、一喝。
しばらくして・・・・・・・・
猫、何事もなかったように毛繕い。
妻、何事もなかったようにPCへ。
全く、日常の風景に。
僕以外、平穏無事。
「あのぉ、何か来てたの?」 「あ、気にしないで、ただの通りすがりだから」 「いや、気になるでしょう、あの騒ぎは」 「ああいう霊はね、一喝すればいなくなるの」
生身の人間だっていなくなりますわ。 まぁ、僕も段々と慣れてきましたが。
妻だって、優しく、愛情のある人格です。 マリア様のように、 菩薩様のように、 ナイチンゲールのように、 そして美輪明宏さんのように・・・・・
だけどアレが見えない僕には、困ることもある。 例えば今後、次の場合の僕の判断はいかに?
妻がいきなり僕のほうをにらみ、 「ゴォルァあー! 出てけぇ!」
と、一喝したとしたら・・・・・
それは僕に? それとも・・・・・・
まだまだ、気の抜けない夫婦です。 |