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呼び寄せる
ひょっとして、神様はイタズラ者?
 
 
 
北海道の冬道は危険だ。
運転操作の誤りは、大事故に直結する。
 
 
 
結婚する前の冬の夜、妻と山道を走っていた。
長い下り坂は凍結していた。
 
 
 
ここでブレーキ操作を誤り、車が滑り始めた。
ハンドルが全く効かない。
車体が左右に振られ、直進できない。
 
 
 
奇跡的に、対向車を1台かわせた。
 
 
 
しかし、右回りにスピンし始める。
完全に後ろ向きになったと思った瞬間、
「ドン!」と軽い衝撃。
車の左後ろが雪山に当たり、なんとか止まった。
 
 
 
幸い、怪我もなく、車も無事だった。
しかし・・・・・
 
 
 
車を降りてゾ〜っとした。
もう何メートルか滑ったら、ガケ下に落ちていた。
命拾い、運がよかったとしか言いようがなかった。
 
 
 
 
 
それから、この事件のあと、妙なことが続いた。
 
 
 
 
 
二人ででかけると、やたら他人の災難に行き会う。
 
 
 
 
 
二人乗りバイクの転倒事故現場に行き会った。
カップルが道端で倒れこんでいた。
 
男性は脚を開放骨折。
女性は意識が落ちかけていた。
偶然、車に古着と毛布、濡れティッシュがあった。
救急車が到着するまで、止血やらの応急処置。
これが最初の出来事だった。
 
 
 
 
 
こんなこともあった。
 
 
 
 
 
義理姉に頼まれ、姪を映画に連れていった。
映画館は地下鉄の札幌駅構内に直結した場所。
普段なら絶対に行かない場所だった。
 
突然、姪が人だかりを指さした。
 
券売機の前にお婆さんが倒れていた。
連れのお年寄り達が呆然としている。
しかも、お婆さんは自発呼吸が停止していた。
 
一刻を争う危険な状況。
しかし手が足りない・・・と思ったその時、
「心臓マッサージはできますか」と声がした。
 
たまたま、買い物に来ていた看護師さんだった。
この人が、マウストゥマウスで人工呼吸。
僕がタイミングを教わりながら心臓を押す。
僕は自信は無いし、正直、逃げ出したかった。
これが救急隊員が到着するまで続いた。
 
 
 
 
 
妙なことに、2年に一度はこんなことがあった。
 
 
 
 
 
峠道で、タイヤ交換の手伝いをしたことがある。
 
子供を診療所に連れていく途中だったらしい。
スペアタイヤさえ知らないお母さんだった。
ただ、やたらに手を振って助けを求めていた。
目が合っちゃった。
手伝うしかなかった。
 
 
 
札幌市内の国道で、前の車が動かなくなった。
古いマニュアル車で、坂道発進に失敗した。
しかも完全にバッテリーが弱っている。
エンジンがかからない。
手を貸すしかなかった。
 
対向車の切れ目を縫い、車を鼻面につける。
ケーブルをつないで始動させる。
片側2車線の国道、坂道ど真ん中での作業。
ちょっと冷や汗ものだった。
 
 
 
 
 
そのほかにも小さなことが色々・・・・・・
特に車に関わることが多い。
 
 
 
 
 
正直、面倒に巻き込まれたと思うこともあった。
命に関わる場合、責任を追及されることもある。
内心、気持ちは平静ではいられない。
 
 
 
 
 
だが、あることに気が付いた。
 
 
 
 
 
どうやら、僕たちは借りを返しているのだ。
冬の山道で命拾いしたことだとかの。
 
その時だって、通りがかりの人が助けてくれた。
雪山に突っ込んだ車を押してくれたのだ。
それどころか、対向車ごと即死も考えられた。
何かを背負い、生かされているのかも知れない。
 
 
 
思えば、僕は2000g未満の未熟児で生まれた。
妻は兄姉と年の離れた末っ子。
命を授かったことそのものが奇跡だ。
 
その二人が夫婦だから、何か使命があるのかも。
中年になり、そんなことを話すようになった。
 
 
 
 
第一、霊能者の妻ならば不思議も不思議ではない。
事件を呼び寄せてるんだろうか。
ひょっとして、僕も呼び寄せられた?
ちょっと怖い・・・・・・・かも。
 
 
 
 
 
ドライブシーズンになる。
道端で手を振る人がいる。
そんな時、大抵、妻が言う。
 
「ハイハイ、また選ばれちゃいました!」
 
微妙な、でもどこか言い当てている言葉。
目に見えない存在が、無視するなと言っている。
何が起きているのか、ビクビクしてるけど。
 
今年辺り、また何かありそうだ。
 http://40neko.com/wave/archive_56.htm
コメント(8) / トラックバック(0)夫婦で思うこと
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コメント
投稿者: げんえい
2008/03/16 18:50   [home]
使命
そうかもしれませんね
なかなか、出会う事なんかありませんし(笑
人は誰かに助けられて、そして誰かを助けている
それに気づくかどうか
無視すれば、その報いは自分に降りかかってくるような気がします

一方的なんてないと思いますね^^
たくさん助ければ、それがきっと自分に返ってきます
だって
奥様と一緒ですもの
(〃▽〃♪)ウキウキ
投稿者: saki
2008/03/16 20:31   [home]
生まれてきたことも、相手とであって結婚したことも、奇跡的なこと、運命的なことと感じます。

自分が経験するいろいろなことも、何か意味のあることなのかも、と考えることがあります。

自分に起こったことを、何か意味のあることと考えたら、悲観的に考えるべきではないのかも、と思ったりします。
投稿者: しまねこ
2008/03/16 20:33  
げんえいさんへ

私は30代までは傲慢だったと思います。
「自分にはなんでもできる」
「自分は間違わない」等々。
でも抑うつ症を経験し、治療の過程で自分一人では生きられないことに気付きました。
そして、今では次を思います。


何にために生かされているのか。


350円で釣り上げた妻と二人。
でも何かの理由がある。
だから、たまに僕たちが選ばれるのかも。
ちょっと事件が多過ぎますし。

妻の霊的?な能力にも、理由がありそうです。
無意識に、事件が起こる場所を選んでいるような。
そうでなければ、説明がつかないような気もします。

でも、見て見ぬ振りは「静かな罪」ですよね。
経済的な手助けは、ちょっと無理がありますが。

神様がいて、課題を与えて下さってるのかも・・・
最近、そんなことも思います。
宗教めいたことはよく分かりませんが。
投稿者: しまねこ
2008/03/16 20:55  
sakiさん、こんばんは

実は抑うつ症を経験し、一つだけ自分のためになったことがあります。
なんとなく、「弱者」の立場が分かるようになりました。
当初は抑うつ症への誤解等を受けましたし、無理解からの冷たい扱いも多少はありましたから。

もし、これから私が「弱者」の立場を擁護できるなら、病気だって意味があったことになる。
ひょっとして、人生のイベントには全て意味がある。
そのように考えたりもします。

毎朝、コンビニに寄って缶コーヒーを買います。
毎日に、最初に出会う「社会」です。
その時、いつもいるコンビニのおばさんが声を掛けてくれる。
意外とそんなことが救いになって、一日が耐えられたこともありました。
そのおばさんは、少なからず私を救っていたことなんて知らないでしょうが。

ひょっとしたら、sakiさんが手入れして咲かせた庭のお花をみて、心なごむ通りがかりの方がいらっしゃるかも。
それだけで、すごく意味がありますよね。
素敵なことだと思います。

今日こうしてお話できることも、また嬉しいです。
毎日に意味があって、本当によかった。
今ではそう思います。
投稿者: マコト
2008/03/17 23:36   [home]
きっとしまねこさん夫妻は神の使者だ!
危ないところを救われて、今度は人のために生きよと神の指示。
350円で釣り上げた奥様も神があなたに使わした使者かもしれませんね。
人のために生きることは自分のために生きることでもあるのです。
私もそうありたいと思っています。
投稿者: しまねこ
2008/03/18 00:13  
マコトさん、こんばんは

2年ぐらいに一度、本当に妙な話です。
妻といるせいでしょうか。
飼い猫の霊体験もあったし。

子供がいないことも何か理由があるのでは?
などと思ったりもします。
考えすぎでしょうか。

抑うつ症も経験し、このごろは神様(のような存在)を信じ始めています。
人智の及ばない、超越した存在でしょうか。

生かされていること自体が尊い。
なにか意味があるのだと思います。
投稿者: あみ・もと
2008/03/19 11:16   [home]
マコトさんのブログからお邪魔しました。
偶然は必然、そこに居合わせた事が
何か意味があるのでしょう。
自分では、ささやかな行為でも、大きな人助けをされているのですよ。
すごいです。
また、来ます。
投稿者: しまねこ
2008/03/19 22:42  
あみ・もとさん、始めまして。
コメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

なんなんでしょうね、事件が多いのは。
でも意味があると思いたいですよね。
せっかく生まれてきたのですから。

もし「すごい」としたら、僕たちじゃなくて、ひょっとしたら出来事を与えている「神様」なのかも知れませんね。
「命拾いしたお前たちなんだから」とおっしゃってるのでしょうか。

長い時間をかけて考えています。
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